米光一成さんは『ぷよぷよ』などを作ったゲームデザイナーだ。僕はふいんき語りなどの活動を通じて１０年以上一緒にいろいろやってる。僕は直感だけでモノを言ってしまうことが多いが、米光さんは理性の人（っぽい）。理性や論理に裏打ちされたおもしろさを信じる人（っぽい）。しかし、人間とは複雑であり、米光さんは『バロック』というトンデモネー狂気的作品をモノにしている。理性とトンデモネー狂気的なもののせめぎあいのなかで米光さんは様々なアイディアをひねり出してきた。
今年に入ってから米光さんのモードが変わった？ と思うことがしばしばあった。４月の「夜のゲーム大学４」での「もう仕事はおしまいです」宣言にはじまり、記憶に新しい電書フリマの活動。そして毎日アップされるエキサイト・レビューのドライブ感（これはもはやゴンゾ）など。
これはあらたまった場所で心境の変化についてＫＷＳＫ伺いたいところ、と思っていた。（続く）
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