米光予言社会の到来はマジなのか? それともどうかしているのか?

同化Pプレゼンツ トークバトル 「米光一成 VS水無田気流」

米光予言社会の到来はマジなのか? それともどうかしているのか?


ゲームクリエイター米光一成さんが酔った時に必ず述べることがある。

通称「米光予言」。

その内容とは、この5年以内に「オ■ネ」がなくなり「ロウド■」がなくなり「キョウソ■」がなくなる。

それが本当に実現するのだとしたらどえらいことだ。常識がひっくり返ってしまう。

そうするといままでコツコツ貯めてきた僕の大切なヘソクリはどうかしてしまうのか?


たんなる酔っぱらいの戯れ言だと思ってた。

でも、米光さんはこの夏、世界最初の電書フリマを大成功させた。

予言が徐々に現実化しはじめている、のかもしれん。。。

えーっ、まじで? まじでそうなっちゃうの? 

これまでの社会をまわしていた根本的なルールがここでチェンジか? 

そしたら、どうやって遊べばいいのかわからない。

わからないと不安だ! 不安はこわい! こわいのはイヤだ。


という訳で、気鋭の社会学者詩人である水無田気流さんにご登場頂き、

米光予言を様々な角度から検証してもらうことにしました!

(飯田和敏:ゲーム作家、同化P)

米光一成VS水無田気流


【日時】2010年9月13日(月)19:00開場 20:00開演(22:45終了予定)

【場所】幡ヶ谷「forestlimit」 http://forestlimit.com/fl/access/

【入場料】3000円(予約順入場制:30名限定-おみやげつき)

【チケット予約】
ご予約をご希望の方は、件名を「水の無い田、光る米」とし、お名前、

メールドレスを書き添え、下記メールアドレスまでご送信下さい。
yogen@forestlimit.com
※メールアドレスは電子書籍のお渡しに必要となります。
2名以上のお申し込みの場合、それぞれお名前とメールアドレスをお願いします。

【出演】 米光一成×水無田気流、同化P



2010年9月12日日曜日

当日のプレゼントは・・・

イベント直前ニュース第2弾です

当日、参加される方には、ここでしか手に入らないレアなプレゼントがあります。

プレゼントは『電子書籍』。イベントの様子を“その場で”まとめます。
担当は“天才ゲームクリエーター”飯田和敏氏。

そして今回は、先日電子書籍のフリーマーケットを大成功させた『電書部』の方々に
技術面、速記面など、全面的にご協力いただきます。ありがとうございます。

『電書部』
http://densho.in/

主役のお二人に加え、飯田氏のレポートも楽しみな『電子書籍』。
入手しなきゃもったいないかも。劇レア必至です。

***予約をしてくださった皆さまへ***
当日の電子書籍の入手は、電書ナンバーを取得しておくとスムーズです。

下記のURLで今回イベントにお申し込みいただいたお名前と
メールアドレスを入力していただき、電書ナンバーを取得してください。
http://densho-z.heroku.com/reserve
※densho.info@gmail.comから電書ナンバーが届きます。

いよいよ明日開催!

いよいよ明日、イベント開催です!

残席はあとわずか!
当日Ustream放送を予定しておりますが、イベントすべてを放送するかわかりません。
現場に来なければ分からないことありますよ。ふっふっふ。
やっぱり行きたいかもっ。という方は、ぜひご予約を!

ご予約をご希望の方は、件名を「水の無い田、光る米」とし、
お名前、メールアドレスを書き添え、下記メールアドレスまでご送信下さい。
yogen@forestlimit.com

***予約をしてくださった皆さまへ***
地下なので、携帯はSoftbankの電波が入りにくいですが、無線LANが使えます。
お店の人のご好意でPCや携帯の電源を充電することが可能です。ツイートしまくりです。
!!充電器はもってきてください!!

そしてなんと、『鬼丸食堂』も開店!
ごはんを食べる暇がなくてイベントに駆け込んでも安心ですよ。
リーズナブルな価格で軽食を提供します。
こちらもお楽しみに!

『鬼丸食堂』
http://onideli.cocolog-nifty.com/

2010年9月10日金曜日

6・詩の朗読

水無田気流さんは詩人だ。詩を構成するそれぞれの言葉には多くの隠された意味がある。詩人による朗読はその秘密を解くための絶好のヒントとなる。また、書き文字が音の文字に変わることで意味がどんどん変化していく。これはおもしろいです。東京にはポエトリーリーディングの文化がそれほど根付いていないので、これを機にそうした場を増やしていきたいという目論みあり。
この計画を米光さんにしたら、オレもやる!って。しかも新作を書いてくれました。
実は米光さん、役者として舞台に立つこともある肉体派。
同化Pもこの時ばかりは、エレクトリックな楽器を持ち言葉たちとの同化を企てます。
リハーサルは一切してません!

5・3000円問題

むかし、2000年問題というのがあった。いまキテルのは3000円問題。この文脈で3000円と言えば、当イベントへご来場いただくお客さんにご負担いただく入場料のことだ。これが「高い」「安い」と反響があった。同化Pでも大議論になっていて、いまだにがぶがぶ噛みつき合っている。
このオカネ(入場料)は出来事を起こすために必要な原資だ。
米光さんと水無田さんが特定の場所で一定の時間、対話する。そのための必要経費。
このオカネには出来事への評価が含まれているから「高い」「安い」という感覚が生じてしまう(のかもしれん)。
しかし、出来事はこれからはじまるのだから、評価は難しい。
準備と評価、事情はまったく異なるふたつの要素が自然と入り混じってしまうこの仕組みのめんどくささが浮き彫りになっている。
そんな話がこのイベントの中心になると思う。
テーマと現実が共鳴を始めているので、いい出来事がはじまる予感がする。
だから、同化Pはオカネを使ってます。
さー、この矛盾を楽にしてください!

2010年9月9日木曜日

4・即身成ブツ

死んでいる老人を生かし年金を受給する事件があった。容疑者は供述の中で老人は「即身成仏」になったと報道された。人が仏になるのであればコンテンツにもなるだろう。
米光さんの近著のタイトルは「誰でも作れる電子書籍」。裏返すと「誰でも作れる」ものは生まれようがない、という苦しい戦いの現場が見えてくる。電子書籍が紙書籍と異なるのは出版に至るまでの速度だ。この速度感を体感するため、お客さんにこのイベントを持ち帰ってもらう”おみやげ”として即、出版したい。さっきまでここで体験したものごとがすぐにコンテンツになる。記者によってフォーカスが異なるだろう。出版された体験と自分の感覚の差はどれくらいあるのか? そうした実験も行いたい。 


2010年9月7日火曜日

3・どうかナガレ

というわけで懇親会を企画したのであった。しかし、それだと殺伐感(?)が足りない。どうしても親睦を深めてしまう。そんな生ぬるい会話が聞きたいわけじゃない。僕らが興味あるのは、現在と過去と未来が一緒になった「いま」のはなしだ。そして、どちらかというと「未来」につながる「いま」を知りたい。
そのためには緊張感がないと。もういつでもどこでもステージなわけで、なんだって即緊張出来ちゃうわけだけど、目に見えるステージを用意した方がわかりやすい。

2010年9月6日月曜日

2・みずのナイター

水無田気流さんとは昨年、一緒に授業をおこなったのがご縁のはじまり。その授業はとてもスリリングでヤバくブッソウでフキンシンなもので、ワッハハだった。たとえばこんな感じ。立体視の技術が発展していく、やがてそれは不可視に反転される。死刑はコストが高いので不可視の刑へと取り変わるだろう。そんな暗黒の未来は実はもうはじまっていて、とか。水無田さんは社会学者としての確かな知識と、現代詩作家としての不確かな思いが共存し、それがせめぎあっている。ん、このスタイルは米光さんと通じるものがあるかもしれん、となんとなく思った。
一方で、同化Pが音楽活動をしていくにあたり、自然発生的に米光さんに詩の朗読をお願いしたことがあた。また水無田さんの朗読を録音したことがあった。これらはバラバラにおこなわれていた。僕ら同化Pは、この両者がまだ出会ってないことに気付かないほど、どうかしていたのだった。しかし、いま気付いた。気付いたからには会って欲しい。それは絶対におもしろい出来事だ。(続く)